滝川歯科医院

かみ合わせと全身との関わり

2015/11/20 00:07

2015年10月31日(土)11月1日(日)、「咬合か果たす役割の大きさを知る」と題した顎咬合学会の北海道支部学術大会に参加してきました。

認定医としての顎咬合学会は、幅広い歯科臨床の勉強には最適の学会で、毎年楽しみにております。 今年の北海道支部は、「噛んで食べることの舞台裏」と「噛んで食べることの表舞台」と題し、それぞれ日本大学歯学部の福本雅彦教授と東京歯科大学の柴原孝彦教授にご講演頂きました。 注目すべきは、数年前から問題視されております骨粗鬆症の治療薬による副作用、BRONJについてでした。 年明け早々に新たな治療指針が発表されるそうで、BRONJからMRONJへと名称が変更され、口腔外科処置までの休薬期間も3ヶ月から2ヶ月になる等です。 ポジションペーパー要チェックですね。

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明けて日曜日は、日本歯科新潟歯学部の小出馨教授による「新・顎咬合学が国民の健康を支える−全身との関わり・診断と構成基準・そして未来−」と題しました講演を拝聴いたしました。

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かみ合わせが全身に与える影響、特に認知症と歯の関わりや、奥歯を抜くと学習能力や記憶力が低下するなど、やはり『歯を大切にする』=健康、すなわち『歯は命』なんですね。 やっぱり咬合学は面白く、そして奥深い!!

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