私は、年間50冊くらいの本(ほぼビジネス本)を買います。 そのうち、30冊くらい(月2〜3冊ペース)読んでいます。 20冊は貯金(貯蔵)している訳ですが(笑)
実は私、本を読むという習慣は全くありませんでした。 というより、活字を読むのが嫌いだったのだと思います。 教科書を読む、説明書を読む、新聞を読む、こんな事全くしませんでした。 なぜなら、教科書は辞書代わりで、索引から必要なところしか読み取りません。 説明書も読まずに機器に触って、わからない部分を調べる。 新聞は裏面のTV欄を見るのみで、時事ネタはTVのニュースといった感じだったのです。
しかし転機が訪れたのは、尊敬する先生の歯科医院へ見学に伺った30歳の時。 1日見学を終え、学ぶべきところが山程ありお礼を申し上げたところ、「柳先生はこの本を読んだらいいよ」と、一冊の本を紹介してくださいました。 ビジネス本であったその本、正直『歯科医療に関係ない本なんて』と思ったのですが、あまりに学ぶべき点が多かったので、言われるがままに書籍を購入。 第1章は読んでも苦痛でしかありませんでした。 でも、第2章から内容が変わり、少しですが興味を持って読み進める事が出来ました。 なんとか一冊を読み終え、ふと『なぜこの本を紹介してくださったのか』を考えました。 『本から学ぶべき事は自分が決めるんだなぁ』とボンヤリ気が付いた瞬間だったと思います。
自分に足りない事を補う(学ぶ)ためには様々な方法があります。 例えば講習会に参加する。 私は30代、これに休日全てを費やしたと言っても過言ではないでしょう。 それだけお金(受講料や交通費など)も使いました。 でも、手当たり次第に講習会へ参加すると、講習会にも当たりとハズレがある事が解りました。 そこで、演者の執筆書籍を前もって読む様にしたところ、ハズレの講習会への参加は皆無となりました。 理由の一つは、それが予習となり講習内容をより深く知る事が出来るようになりました。 そしてもう一つの理由は、講習内容が予測できるため、本で充分な時には申し込まなくなったのです。
これから本を読もうとする人たちへ。 全く本を読まなかった私からアドバイスするならば、本は目次に目を通してから読みはじめ、面白くなければその本は読むのをやめましょう。 ただし、目次の中に引っかかる語句(部分)があれば、そこだけでも読んでみて下さい。 いくら「良い本だよ」と勧められても、自分の必要とする情報がなければ読書は苦痛になります。 そんな時には、本棚に上下ひっくり返して保存しましょう。 情報が必要となる日がもし来たら、改めて読み進めるようにするのです。 本は財産であり、本の購入は知識の貯金。 今は、ワンクリックで本が届く時代。 この人は‼︎と思う方が勧めてくださった本は、直ちに購入しましょう(^o^)/ 大丈夫、自分にとっていい本に巡り遭えば、読書する習慣はきっと身につきます。 細切れな『時間』を有益に使うための最良のアイテムが『本』。 意味も無くスマホをいじるのではなく、本を持ち歩く習慣を身につけると良い事ありますよ!!
ちなみに、「読書」は『読む』と『書く』と書きます。 『書く』事も重要で、感想を書く、内容をまとめ記録する、自分も本を執筆する。 要は読みっぱなしは良くないのです。 〆として稲盛和夫さんの言葉を紹介します。
知識に経験が加わってはじめて、 物事は『できる』ようになるのです。 それまでは単に「知っている」にすぎない。
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