滝川歯科医院
当院では、歯科診療で使用する機材の消毒・滅菌・管理につきまして「第2種滅菌技士」の資格を取得しました。また、高圧滅菌器としても、クラスBオートクレーブを採用しています。クラスBオートクレーブは、ヨーロッパの基準に準じもので「あらゆる種類の滅菌物(固形、包装、多孔性、中空のある物)を完全に滅菌できる」ということを意味しており、院内感染防止に努めております。

2015年5月19日(火)、午前中を休診とさせて頂き、当院が校医を勤めさせて頂いております「滝川市立明苑中学校」と「滝川白樺幼稚園」にて歯科検診を行って参りました。

滝川市立明苑中学校では、虫歯は非常に減っており「全日本学校歯科保健優良校奨励賞受賞」という名誉ある賞を受賞しております。 反面、歯肉(はぐき)が赤く腫れる炎症、「歯周病」の初期症状が増えている様です。 歯磨きが上手に出来ていないのが原因と考えます。 今回「若草友の会」でも口腔清掃指導を行わせて頂きましたが、定期的に自分に合っている歯磨きが出来ているかどうかのチェックを歯科医院で確認してもらいましょう。 我々歯科医も歯磨きをサボりますと虫歯にも歯周病にもなってしまうので、まずは『適切な歯磨き』を生活習慣とすべく歯科検診を受けましょう!!
2015年5月7日(木)、同友会の空知中央地区会総会が開催され、参加してきました。
昨年度の活動報告、ならびに今年度の活動方針、活動計画、役員体制の案が承認され、今年度も様々な学びを頂く会となります。 今年の活動テーマも昨年に引き続き、不可能を可能にしていく仲間たち。『0』から『1』を作るために〜今こそ自分を見つめ学び実践し、共に成長しよう〜なりました。
どのような職業も一緒なのだと感じておりますが、我々歯科医師は国家試験合格後から臨床を学び始めます。 そして、歯科医療における技術も材料も機器も日進月歩、日々どんどん更新されております。 ですから、必ず新たな情報を得るために、専門書を読んだり学会や講習会に参加します。 土日に休診の歯科医院が多いのは、その様な講習は土日に開催されるからなのです。 私の30代は、毎週末これら講習の受講に費やされました。 結果、父である院長が行ってきた従来の診療とは違う新しい治療法を行う事も増えてきました。 歯科医師の仲間に、「父親と一緒の診療室で仲良く診療を行う事は難しいのでは?」とよく聞かれます。 実際、親子の歯科医師が同じ診療室で治療を行うと、治療方針に違いが生じ息子が出て行って新規開業というパターンも多い様ですが、当院ではそのような事はありませんでした。 なぜか?? それは、父親が生涯勉強を続けているからだと考えます。 常に新たな情報にアンテナを張り、新たな事を学び、そして実行する事を父は絶えず行っています。
先日の◯ンブリア宮殿にて、同友会の同志である方がこのような事を仰られておりました。 シャッター街が広がる商店街では「黙っていればこの町は無くなる!」、「10年間、同じやり方で、同じ事を続けていくと、みんな消えて無くなるぞ!」、「だからみんなで集まって、学んで、磨きあって、新しい価値を作るんじゃないか!!」と。
諸説によりますと、人は『変化』を嫌う動物なのだそうです。 しかし、残念ながら変化しなければ時代に取り残されてしまい、最後には消えて無くなってしまう。 いきなり全てを『変化』させる必要はないと思います。 自分にとって無理のない範囲での『変化』を繰り返していけば良いのではないでしょうか。

健康への投資

2015/04/28 22:14

2015年4月28日(火)ハッとさせられた記事のご紹介です。

「将来が不安」と考える人は多いのではないでしょうか? 実は私もその一人です。 では、何が不安なのか? ネット検索しますと「自分の老後」「仕事」「貯蓄」「親の介護」「結婚」「出産」「年金」等様々なキーワードが出てきます。

ある記事によりますと、『将来が不安と思う方を対象としたノウハウ本やセミナーはたくさんあります。 しかし、多額の現金を貯えたとしても大きな病気をすれば簡単に吹っ飛んでしまいます。 ノウハウ本やセミナーで紹介される老後のプランは『あなたが健康である』という事を前提として作られているのです。 そう考えると、本当に必要な「人生の投資計画」には仕事を引退した後でも健康な体を維持できる為の投資、その全てを含んだものでなくては現実的に意味がない。 とは思いませんか?』というメッセージ。

この「人生の投資計画」において物差しとなる「寿命」、現在は平均寿命より「平均余命」や「健康年齢」といった考え方が主流ですが、多くの方々が『健康への投資』の重要性に気が付いた時(健康を失った時)には既に遅いという事なのでしょうか。

上記はPRESIDENTの「金持ち老後、貧乏老後」という記事からの抜粋ですが、リタイヤ前にやるべきだった後悔の1番は「歯の定期検診を受ければ良かった」との事。 仕事や子育てを頑張りすぎて、気がついたら歯がボロボロになっていたという方は少なくありません。 失った歯の大切さは、失ってから解るのです。
では、お口の健康を失わないためには?『噛める人はなぜ死ぬまで健康で長生きできるのか?』 以前紹介した記事です。 歯さえあれば何でも噛める。 大切なのは、丈夫な『歯』でしっかり『噛む』こと。 お口の健康は、全身の健康に直結します。 1日3度、1年に1000回以上の食事を楽しく豊かに行うため、自分自身の健康に投資し、心身ともに健康を保ちましょう(^o^)

2015年4月11日(土)・12日(日)、非常勤講師を務めております生体材料工学分野の学会、日本歯科理工学会が仙台にて開催されましたため、東京診療の後に行って参りました。

今回の理工学会は仙台駅前の仙台市情報・産業プラザにて開催。 仙台駅から徒歩2分と立地も最高で、学会の支部学術大会を開催するにも良い施設だなぁと感じました。 今回の一般発表は金属材料の研究発表を多く拝聴しましたが、磁性アタッチメントの親和性の改善チタンに抗菌作用を持たせるなど、まだまだ身体に良い材料の研究は続いております。 会場にて先日の材料の研究者でいらっしゃいます、I教授にご挨拶させていただきました。

仙台は肌寒かったのですが、桜が満開。 帰りの飛行機まで少し時間があったので、桜の名所といわれる榴岡公園から楽天のホームグラウンド、楽天Koboスタジアム宮城まで散歩しました。 ちょうどオリックス戦が行われており、地元は大変盛り上がっておりました(^o^) 日ハム同様、愛されているチームだなぁ。

2015年4月21日(火)内科主治医の先生より、血液検査の結果を伺いました。

結論としましては、私の運動量が足りないとの事で、あるプロテインをプレゼントしていただきました。 運動も再開しました。 さらに、以前読んだ本の中で紹介されていた「フィジカル・アクティビティ」という言葉を思い出しました。 身体活動という意味ですが、簡単に説明すると「日常生活での身体活動の量」という事になります。 現在の40代の身体を動かす総量は、40年前の40代と比較すると40%にまで減っているそうです。 デスクワークが増えたとはいえ、これでは太ってもおかしくない。 そこで、例えばエスカレーターに乗っている間、カカトを上げる。 歩くときは意識的に早歩き等、動作一つ一つを機敏にする事で身体活動の量を増やそうと意識し始めました。 思い立ったら吉日。 頑張ります(o^o^o)

2015年4月1日付けで、今年度も北海道医療大学歯学部の2つの講座より非常勤講師としての委嘱状を頂きました。

毎年学生講義を担当させて頂いておりますが、日々の臨床とは全く違うため、私自身も教える側として大変勉強になります。 現在は、生体材料工学分野(歯科材料)、クラウンブリッジ・インプラント補綴学分野(口腔インプラント)の2講座にて学生教育を担当させて頂いております。 大学の講座に所属する事で、最新の歯科医療情報を頂きながら学ぶ機会を得ています。 最近では、「先生の講義を学生時代に聴きました」と笑顔で挨拶してくれる新人歯科医師方が増えました。 こういった挨拶を頂くという事は、本当に嬉しい(^o^) 自分自身を振り返りますと、学生時代に聴いた講義はインパクトのある内容が頭に残っており、卒後の進路に大きな影響があったと感じています。 私の教え子達が「良い歯科医師」となるべく、頭に残る講義を心がけて行いたいと思います。 先日E教授とお話ししましたが、今年は学生数の多い学年との事。 実習も忙しくなりそうです。 頑張らねば p(^o^)q

オーラル・フレイル』という言葉をご存知でしょうか?

「歯科口腔機能の虚弱」「口腔機能低下症」「要介護性口腔症候群」等の総称です。 簡単に言い換えますと、食べ物を噛むことが出来ない状態や飲み込みが難しい状態になる事です。 そこまでフレイル(虚弱)が進行してしまうと、健全に戻る事がとても難しくなります。 もちろん歯科治療やリハビリをすることによって改善する事は出来ますが、そのまま進行すると介護が必要な状態になってしまいます。

歯を失う → 食べ物が偏る → 咬む筋肉の衰え → 咬めない、飲み込めない → 介護が必要
上記の様に1本の歯を失う事が引き金となり、要介護の状態になってしまうという事です。 歯周病で歯を失うと、軟らかい食べ物を好むようになり、結果偏った食事で栄養のバランスが崩れ、筋力が衰えていきます。 筋力が衰える事で、食べ物を噛むことが出来ない状態や飲み込みが難しい状態になり、介護が必要な身体になってしまいます。 そうならないために早い段階での歯の治療と予防はもちろん、しっかりと食事が噛める様な噛み合わせの治療などがとても大切です。

メタボやロコモと同様に高齢化社会を迎え、今後頻繁に使用される単語になりそうです。 以下、日本歯科医師会のHPより抜粋。

歯周病の治療や歯を失ったときの治療を受けるのはもちろんのこと、滑舌の衰え、食べこぼし、わずかのむせ、噛めない食品が増えるなどのささいな口腔機能の低下を軽視しないことが大切です。この僅かな口の衰えは身体の衰えと大きく関わっています。 日本歯科医師会は、オーラル・フレイルの予防という新たな考え方を示し、健康長寿をサポートしてまいります。

いい歯で健康長生き(^o^)

2015年4月4日(土)・5日(日)、下川公一臨床セミナー9期生の同期が集結、大阪のハービスプラザにて下川先生をお招きし、臨床報告並びに近況報告を行う同期会が行われ参加してきました。

昨年は山口県で開催でしたが、今年は関西ご出身の4名が幹事を引き受けて下さいました。 土曜診療後、急ぎ羽田空港へ。 大阪は暖かいのでコートはいらないかなぁと感じながらの運転でしたが、この時期は新千歳空港の駐車場が大渋滞。 大きなキャリーバックをお持ちのご家族でいっぱいです。 何とかギリギリで飛行機に乗る事が出来ましたが、雪道以外でもやっぱり時間の余裕が必要でした。 大阪は桜が満開なのに、残念ながら雨。 暖かいを通り越して蒸し暑い。 土曜の夜は懇親会。 神奈川のH先生は、懇親会だけのために大阪まで来て下さいました。 懇親会では恒例の近況報告。 皆さん役者揃いで大盛り上がり。 いやいや凄い先生たちばかりで、本当に9期で良かったと改めて感激。 風邪気味だった事もありまして、早々とホテルで就寝しましたが、夜桜はキレイでした。 うどん食べたかったなぁ。 翌日は早朝より9期生3名の先生から症例報告があり、そのプレゼンテーションに対し、下川先生より的確であり厳しくも暖かいコメントを頂きます。 やはり下川先生は『目』が違います。 3名の先生方のそれぞれの報告が素晴らしかったので、更なるやる気を頂きました。 K先生、T先生、H先生、ありがとうございました。 その後下川先生に総括講演「全身と咬合 −適正な下顎位を求めて−」を頂き、毎回進化される下川先生のご講演は何度見ても勉強になります。 キーワードは『ナチュラルリラックススマイル』(^o^) お忙しい中、本当にありがとうございました。 来年は関東(^o^)/

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