2014年12月27日(土)は大掃除。 今年1年頑張ってくれた診療室に、気持ちをこめての3S(整理・整頓・清掃)。 その後、新人歓迎会、歓送会、望年会を開催 (^o^)/
2014年も、発表や講演など大変充実した1年となりました。 下記のプレゼンテーションファイル(動画や写真等)と、勉強会での発表や院内プレゼンテーション、ラジオ番組や検診用ファイル等、年末に向けPCの大掃除も行なっております。
北海道 第10期 実践インプラント ハンズオン4ヶ月コース①
北海道 第10期 実践インプラント ハンズオン4ヶ月コース②
北海道 第10期 実践インプラント ハンズオン4ヶ月コース④
京セラコロキウムin 2014 これからのインプラント治療を考える〜過去の症例から学び 新技術の可能性を探る
北日本口腔インプラント研究会 日本口腔インプラント学会認定講習会
日本口腔インプラント学会 第34回東北・北海道支部 学術大会
今年の軌跡を振り返り、改めて発表の機会を与えて頂ける事に感謝。 来年は年始に後厄が終わりますので、これからの人生にとって大切な一歩を踏み出そうと思います。
2014年12月19日(金)〜12月22日(月)、近未来オステオインプラント(IPOI)学会主催の台湾研修『2014 Hands-on Course』が台湾の台中にあります台湾秀傳紀念醫院 aits ircad Taiwanにて行われ、北海道支部会員13名とともに参加してきました。 素晴らしい研修に参加出来た事が幸せです(^o^)v
近未来オステオインプラント学会は、2年ごとに○シガン大学での研修を開催しておりましたが、遠方などの理由によりI会長が中心となり、他の研修先を検討して頂きました結果、台湾に素晴らしい外科研修施設があるとの事で、そちらでの同様の研修を企画してくださいました。
○シガン研修と比較すると、台湾までの「近さ」は魅力的です。 ところが、結局は『○シガンの方が近いじゃん!!』といった移動となるのです。(長文注意)
けたたましく部屋の電話が鳴ります。 6時7分、モーニングコールで起床。 目を瞑った瞬間に起こされた感じで、頭が働きません。 急ぎ朝食をとり、7:00ホテルを出発。 研修施設の aits ircad Taiwanまでは、バスで40分程。 到着したその施設は、台湾西海岸沿いの埋め立て地の様な場所にあり、周りには風力発電のプロペラがいくつも回っています。 ウエルカムボードも巨大!!
今回の研修は、大きく3っのテーマ、軟組織造成(FGG)、上顎洞底挙上術(サイナスリフト)、自家骨移植(下顎枝骨採取)があり、それぞれレクチャーの後、デモンストレーション、そして2人一組の実習という構成です。 いよいよ研修がスタート!!
入ってびっくり、凄い施設です。 ここは、ircadというフランスの世界最先端外科手術センターと提携した、アジア唯一の施設との事。 入り口のホールには休憩場所があり、そこにはコーヒーメーカーやソフトドリンンクのフリードリンク(3名の従業員常駐)、サンドイッチ等の軽食、ケーキやフルーツが並んでおります。 その場所で昼食も頂くのですが、ビュッフェスタイルのランチは日本人好みの味(パクチーが苦手な方もいらっしゃいましたが)で、○シガンとは大違い。 今回の研修で中華大好きな私は、食事の面での苦労が全くありませんでした(^o^) さらに、講義室も最新の設備。 個々の席にマイクが設置され、マイクボタンを押すとカメラが顔をとらえてメインスクリーン横のモニターに映し出される仕組みがあり、メインスクリーンを見ながら、演者と質問者の顔も見る事が出来るシステム。 素晴らしい。 また、プロジェクターも顔よりも大きなレンズで、デモを撮影するクルーもTVのプロを招き入れているとの事。 内視鏡から映し出される映像は、ブレもなくキレイでとても見やすい。 事前の準備、そして訓練されている事がヒシヒシと伝わります。 最初は軟組織造成(FGG)。 通訳が入るため、睡魔が断続的に襲ってきてしまいますが、ちょうどいいタイミングで講義とデモの合間に休憩が入ります。 コーヒーで瞼を引き上げ、今度はデモ映像を見ます。 これから行う手技を一通り拝見し、休憩後いざ実習室へ。
実習室へは、用意してくださったディスポの処置着、帽子、マスク、靴カバー、そして外科着を着込み、感染対策も万全で入室。 完全にオペ室です。 個人用ロッカーも完備。 この様な配慮もうれしい(^o^) 今回定員30名というのは、スペース的に30名しか受け入れられないという事でしたが、50名でも入る様なゆったりとした配置でした。 2人1組の15組編成で、私のパートナーはT先生。 その1組に対しサポートの先生1名と2組に1名指導医の先生が付いて下さいました。 実習スペースには無影灯、エンジン、超音波切削機器、サクション等、ここですぐにでもOPE出来そうな感じです。 備え付けのPCにCTの断層像が映し出され、ステップごとに指導員からのチェックを受けます。 本当に凄い設備。 補綴医の私には立位のオペ実習がキツかったのですが、それでも本番さながらの処置を行い、スムーズに終了。 私とT先生は、何度もこの手の実践をこなしているため、早期に終了し退室。 この様な実習に慣れていない方や、臨床未経験の方のため、最初は時間を長く設定している様です。
何から何まで凄いですねぇと感想を述べつつ、昼食のビュッフェへ。 美味しそうな料理が並びます。 同行して頂きました事務局のTさんと共に舌鼓。 美味い。 食後には業者展示を見たり、実習から戻られた皆さんと感想を述べ合い集合写真を撮影、良い頃合いで昼休みが終わりました。 さぁ午後の講義スタート!!
午後は上顎洞底挙上術(サイナスリフト)の講義。 冊子として配られますレジュメを拝見し丁寧な講義を受け、休憩を挟みデモ開始。 普段私が行う臨床手技との違いを確認しながら、安全に行うための手技を頭の中でシミュレーションしつつキレイなデモを拝見します。 デモ中に新たな見解があったため、後々質問しようとメモを取ります。 そして休憩後、実習室へ。
上顎潼底挙上術の実習を終え、1日目が終了しました。 その後、懇親会が行われます日本料理屋へ移動。 台湾の先生方との交流予定でしたが、なぜか部屋がセパレートされてしまい、いつもの宴になってしまいました。
かなりハイテンションで1日目が終了。 台湾式のマッサージがオススメとの事でしたが、ここに来て睡魔が襲ってきたため、翌日に備えて就寝する事にしました。 部屋へ戻ると寒い。 エアコンの温度を最高にしても寒い。 後に伺うと、台湾には冷房だけで暖房が無いとの事、エアコンの電源を切るのが正解。 半身浴中に眠ってしまい、危うく溺れる所でした。 あっという間に就寝。
2日目の朝は、5時に目が覚めました。 外に出てホテル前を散歩しますが、まだ暗く寒い。 部屋へ戻り半身浴、そして余裕を持って朝食を食べることが出来ました。 充電完了(^o^) 7時に研修施設へ出発。 2日目午前は、自家骨移植(下顎枝骨採取)です。 自家骨移植はKr.に大きな侵襲が加わります。 しかし、超音波切削機器が発達したため、侵襲はかなり軽減された様です。 講義にて切開線の位置、骨採取の範囲等を学び、休憩後デモ、そして実習へ。 この実習だけは時間ギリギリになってしまいました。 難しい手技を練習する事ができましたので、ほっと一息。 昼食後は、フリーの実習。 ○シガンでの実習と違うのは、敬意をこめて行っているコースのため、終了後マテリアルやスクリュー、メンブレン等をすべて除去し、再度縫合する所です。 手を合わせ実習終了。 素晴らしいコースでした。
研修終了後の食事の席でI会長より、今回の研修に関し台湾全土から優秀な歯科医が集結、半年前から準備を重ねてくださったコースだったと伺いました。 確かに、あそこまでお気遣い頂けるコースは世界中を探しても見当たらないでしょう。 時差が無いのも魅力です。 翌日からの診療にも支障がありませんでした。 会員の皆様、次回の参加を「強く」お勧めいたします。 今後、インプラントの技術を高めるため、特に上顎洞底挙上術をマスターしたい方は、京セラマスターコース、台湾研修、オペ見学の順で講習参加されますとスムーズに臨床応用が可能になるのではと考えます。 次回開催は、2016年の予定。 IPOI学会の先生方、FAXが届きましたら、すぐに申し込まないと満員になる事間違い無しですよ(^o^)/
8:30にホテルを出発した帰路は、順調そのもの。 行きもこのくらい順調なら申し分無かったなぁ。 23:30自宅に無事到着。 年末の時期に歯科医院を空け、スタッフには頑張ってもらいました。 みんな、ありがとう!!
2014年12月17日(水)、同友会 空知中央地区12月例会&望年会が赤平市の寿司の松川にて開催され参加してきました。
今回は会員の(株)みねのブランディング、M野さんより「会社のデザイン力を高めよう!」と言うタイトルでお話を頂きました。 ご講演の中で、センスを磨くというお話がありました。 M野さん曰く、センスとは「数値化できない事を最適化する」のであり、そのためには「流行」を知る事が重要だと仰られておりました。 センスを磨くために、
① 王道(定番)を知る
② 今流行っている物(事)を知る
③ 王道と流行の共通項がないか調べる
そして仮説を立て検証し、結論を出すのだとの事。 なるほど、この仮説の立て方のプロセスが重要なのだと納得。 センスは元々持っているモノと思っておりましたが、それでも追従できるセンスはあるのだと学びました。 センスは知識の集積。 我々歯科医師は口元のプロフェッショナルです。 センスを磨き、美しい笑顔へのお手伝いが出来る様、今まで以上に頑張ります(^o^)v
2014年11月22日(土)・23日(日)、東京都新宿区の新宿NSビルにて行われました、第24期 実践インプラント東京マスター4ヶ月コース(京セラメディカル主催)にサポート参加して来ました。
今週末は、恩師M先生のマスターコースです。 今回はお手伝いさせて頂くため新宿へ。 東京はポカポカ陽気です。 羽田空港の到着ロビーでM先生と歯科衛生士のSさんにバッタリ。 合流させていただき会場へ。 京セラメディカルがこの週末に天王洲へ事務所移転となるため、通った新宿NSビルへはしばらく来ないのかなぁと思い、展示中のクリスマスツリーとからくり時計をパシャリ。 私は4期のマスターコースに参加しておりました(その時は事務所が原宿にありました)ので、もう20期たった事になります。 その間、どんどんレクチャー内容が進化しており、今回も学ぶ事が非常に多い、内容の濃いレクチャーでした。 硬組織と軟組織のボリュームを作り上げるテクニックは天下一品。 M先生の進化が凄すぎます。 ご興味のある先生は是非お申し込みください!!(問い合わせ先:京セラメディカル) 受講済みの先生も、是非再受講(再聴講)される事をオススメいたします。 背中が見えなくならないよう頑張ります!!!
2014年11月20日(木)、深川市のマザーズカントリーにおきまして、同友会、深川・空知中央地区合同11月例会が開催され出席して来ました。
早いもので1年が経ちました。 先日お招き頂きました深川支部の皆様とも再会です。 今回は、㈱北海道新聞社旭川支社 支社長 Tさんをお迎えし「新聞と言葉〜何を伝えるか、どう伝えるか〜」と題しご講演頂きました。 北海道新聞は北海道の地方紙であり、道民への影響力も非常に大きいメディアであります。 お話の中で「言葉にはルールやリズムがある」というお言葉がありました。 この「言葉のリズム」に感銘を受けました。 普段、習慣的に目にする新聞記事。 記事は1枚の写真があり(無い場合もありますが)文字ですべてを伝える。 この事の難しさを改めて感じるが出来ました。 普段、私がお話しさせて頂く場合、スライドの『絵力』とともに『話力』による伝え方が出来ます。 しかし、文面にはこの『話力』による抑揚がつけられません。 この抑揚をいかに文字で表すのかがジャーナリストの技術力なのかなぁと感じました。 「説得力のある文章は、客観的な事実を書く」「同調圧力は日本の国民性でもあり、少数派が声を上げにくい世の中だが、新聞はこれに抵抗するモノなのではないか」「一番困っている人の立場に立って考える事が出来ているか?」など、様々な学びがありました。 有意義な合同例会となりました。 ご準備頂きました深川支部の皆様、ありがとうございました。
2014年11月15日(土)・16日(日)、山形県 山形市の山形テルサにおきまして「より信頼されるインプラント治療を目指して」がメインタイトルの日本口腔インプラント学会第34回東北・北海道支部 学術大会が開催、ランチョンセミナー講演と座長を務めて参りました。
15日は昨日からの雪が残る中、午前診療を終え急ぎ車で千歳空港へ。 空港はとても寒く、ハッとコートを忘れた事に気がつきました。 寒いけれども、本州だから何とかなるのではと考えましたが、飛行機が到着した仙台の風はとても冷たい。 結局、バスで到着した山形駅の駅ビルにてコートを購入し学会会場へ向かいました。 土曜日の懇親会では、懐かしい先輩や後輩の面々(^o^) 多いに美味しいお酒を堪能し、昔話に花が咲きます。 久々に美味しい日本酒を飲み比べた結果、ホテルにて熟睡する事ができました。 日曜日は、日本歯科大学のM教授による専門医教育講座「インプラント治療における医療安全 -健康危機管理を考える- 系統的骨疾患」を拝聴し、いよいよランチョンセミナーです。
会場は満員御礼。 今回のタイトルは「サージカルガイドは『証』−ガイデッドサージェリーはじめませんか?−」で、先週S先生にご教授頂きました「術後管理主導の治療計画」という新たなインプラント治療のコンセプトをお伝えいたしました。 S先生、貴重な資料をご提供頂きありがとうございました。 また、和田精密歯研のOさん、Yさん、この度は貴重な機会を与えて頂きありがとうございました。 ランチョンセミナーを終え、今度は午後の一般講演4題の座長へ。 座長は、タイムスケジュールを円滑にこなすための司令塔。 時間のコントロールに苦労しましたが、無事終了しました。 座長を仰せつかる度、発表時間の厳守は大切な事だと感じます。 私も学会発表の際には気をつけたいと思います。 ちなみに今回のランチョンセミナーは、諸先輩方が多数聴講して下さいましたのでとても緊張しましたが、45分間との依頼がありましたのでピッタリで終了。 早起きしてブラッシュアップした甲斐がありました(^o^) ご参加頂きました先生方に感謝です!! 1つでも何かヒントをお持ち帰り頂けましたならうれしい限りです。
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